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03月12日-06号

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  1. 宇治市議会 1993-03-12
    03月12日-06号


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    最終取得日: 2021-09-28
    平成 5年  3月 定例会(1) 議事日程               議事日程(第6号)                             平成5年3月12日                             午後1時30分 開議第1.諸報告第2.議案第31号 平成4年度宇治市一般会計補正予算(第6号)   議案第32号 平成4年度宇治市交通災害共済事業特別会計補正予算(第2号)   議案第33号 平成4年度宇治市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第34号 平成4年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)   議案第35号 平成4年度老人保健事業特別会計補正予算(第3号)   議案第36号 平成4年度宇治市火災共済事業特別会計補正予算(第2号)   議案第37号 平成4年度宇治市水道事業会計補正予算(第3号)(2) 会議に付した事件   議事日程に同じ。(3) 出席議員   議長     野上清一君   副議長    川口信博君   議員     向野憲一君      水谷 修君          池内光宏君      山本 正君          小牧直人君      庄司 洋君          川島恵美子君     久保田 勇君          前窪義由紀君     足立恭子君          浅見健二君      正木久雄君          加藤吉辰君      村田正治君          菅野多美子君     平岡久夫君          川原一行君      宮城日出年君          浅井厚徳君      地上一男君          野口一美君      小山勝利君          堤 武彦君      佐藤京子君          野田 勇君      加地 勇君          吉田 明君(4) 欠席議員          西川善通君      秋月賢治君          福井光雄君(5) 説明のため出席した者          市長         池本正夫君          助役         石井常夫君          助役         中野眞爾君          収入役        北條吉郎君          企画管理部長     曽谷政一君          企画管理部次長    原田和久君          総務部長       浦田和男君          総務部次長      猪熊和男君          市民部長       西田清一君          市民部次長      石川楢一君          生活環境部長     吉川博義君          生活環境部次長    矢野 悟君          清掃事務所長     高沢俊夫君          福祉部長       杉原正明君          福祉部次長      木村光長君          技監         下村昌弘君          指導検査室長     川端 修君          建設部長       忠田 環君          建設部次長      吉田和久君          都市整備部長     安井 宏君          都市整備部次長    堀井治樹君          下水道事務所長    村上好弘君          消防長        堀 喜代蔵君          消防本部次長     今井 修君          水道事業管理者    向井祥夫君          水道部次長      中谷維伸君          教育長        岩本昭造君          教育委員会教育次長  杉本敬一君          教育委員会参事    頼成綾子君          教育委員会参事    高田晃宏君(6) 事務局職員出席者          局長         大石多嘉四朗君          次長         細川芳郎君          庶務調査係長     兼田伸博君          議事係長       末滝健二君          主任         山田晴比古君          主事         稲垣浩一君          主事         栢木利和君(7) 速記者                     新田能子君     午後2時35分 開議 ○議長(野上清一君) これより本日の会議を開きます----------------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(野上清一君) 日程第1、諸報告を行います。 「保険で良い入れ歯を」京都連絡会代表世話人野瀬清氏から提出のありました陳情等第5-2号「「保険で良い入れ歯を」の意見書提出を求める陳情」、及び海事振興連盟会長衆議院議員原田憲氏から提出のありました陳情等第5-3号「国民の祝日“海の日”実現についてのお願い」については、いずれもその写しをお手元に配付いたしておりますので、ご覧おき願います。--------------------------------                              +-------+                              |受理第5-2号|                              +-------+               陳情書等件名  「保険で良い入れ歯を」の意見書提出を求める陳情[陳情趣旨] 食生活の変化や、加齢によって入れ歯の使用を余儀なくされている人々は年々ふえています。高齢化社会を迎え、良い入れ歯で快適な食生活を送ることは健康の源であり、多くの国民の願いです。 しかし、入れ歯使用者の半数は入れ歯が合わず、頭痛がしたり、話せない、噛めない、すぐに落ちるなどの不満や悩みを訴えています。歯科医師が保険で良い入れ歯をつくるために懸命に努力しても、健康保険から支払われる入れ歯の診療報酬は総入れ歯(上下)で約5万円、人件費や技工料を差し引くと赤字の上、装着後に必要な入れ歯の調整料もなく、歯科医師歯科技工士さんも苦しんでいます。この原因は入れ歯に支払われる診療報酬があまりにも低いためです。 健康保険でしっかり噛める良い入れ歯を求めるのは国民の権利です。政府は、保険の入れ歯をつくるための診断・設計料、製作料や調整料、指導料などを緊急に引き上げ、歯科医師歯科技工士が時間と手間をかけられるよう、良い入れ歯をつくるための条件を整える必要があります。 口腔の健康は、クオリティ・オブ・ライフ(質の高い快適生活)の根幹をなすもので、国民が医療を必要としたときに、それが提供されるのに必要な制度と医療費を準備することは政府の責任であり、その実現のために、貴議会の意見書を上げていただきたく陳情いたします。[陳情事項] 入れ歯の保険点数を大幅に改善するなど、「噛めて、笑えて、話せる入れ歯」ができる条件を整備していただくため、貴議会が、地方自治法第99条第2項に規定する意見書を提出してください。 宇治市市議会議長殿                         平成5年3月1日             「保険で良い入れ歯を」京都連絡会              代表世話人 野瀬 清(京都府歯科保険医協会理事長)                      京都市北区紫野雲林院町18                       京都視力センタービル5階                        京都府歯科保険医協会内                        ℡ 075-431-2314                        FAX 075-441-9292--------------------------------                              +-------+                              |受理第5-3号|                              +-------+               陳情書等件名  国民の祝日“海の日”実現についてのお願い拝啓 時下いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、昨年8~9月吉日付弊翰にてお願い申し上げました首題の件につきましては、種々ご検討をいただいていることと存じます。 つきましては、貴議会において「海の日」祝日化実現のための決議または意見書をご採択いただき、内閣総理大臣あてご提出願いたく重ね重ねお願い申し上げます。 書中にて大変恐縮ではございますが、貴議会のご協力のほど、切にお願い申し上げる次第であります。                                  敬具平成5年3月2日 宇治市議会議長  野上清一殿                海事振興連盟                  会長   衆議院議員 原田 憲(自民)                  副会長    〃   加藤六月(〃)                   〃     〃   増岡博之(〃)                   〃     〃   井上普方(社会)                   〃     〃   浅井美幸(公明)                   〃     〃   永末英一(民社)                  事務総長   〃   原田昇左右(自民)----------------------------------- △日程第2 議案第31号から議案第37号まで ○議長(野上清一君) 次に日程第2、議案第31号から議案第37号までの7議案を一括して議題といたします。 ○議長(野上清一君) 提案理由の説明を求めます。池本市長。 ◎市長(池本正夫君) (登壇)ただいま議題となりました議案第31号から議案第37号までの7議案につきまして、その概要をご説明を申し上げます。 いずれも、平成4年度の最終補正予算議案でございます。 まず、議案第31号は、「平成4年度宇治市一般会計補正予算(第6号)」でございます。 今回の補正予算は、補助金、起債等の決定に伴う調整措置並びに本年度末までの見込み額による過不足の調整、及び収支見通しによる事業財源等基金の造成などを中心に計上いたしておるものでございます。 増額補正となります総額は22億3,057万4,000円、一方、減額補正となります総額は9億2,507万4,000円でございます。増減差し引き13億550万円が補正額となり、補正後総額は439億6,892万1,000円となるものでございます。 補正の主なものといたしまして、増額補正で、まず、国基準単価のアップによる措置費の追加として、精神薄弱者施設措置費1,500万円、身体障害者施設措置費1,700万円、老人保護措置費1,922万円を、また児童福祉費における民間保育所児童措置委託料追加として3,611万1,000円などそれぞれ計上いたしております。 そのほか日常生活用具給付費430万円、在宅老人介護者激励金追加として540万円、ホームヘルプセンター運営委託料追加300万円、土木費では、国の補助金の採択状況から事業間による事業費の増減のうち、増額となります事業は槇島54号線道路改良費1億7,520万円、下居大久保線道路改良費5,700万円、及び下居大久保線関連公共用地取得費3億7,420万円のほか、宇治橋架替事業費などの府営事業負担金1億1,805万1,000円などそれぞれ計上をいたしております。 基金積立といたしましては、次年度以降の事業財源とする公共施設等整備基金宅造等協力金収入相当額5億円をはじめ、地域福祉振興基金に2億円、及び平成5年度での繰上償還額見合額前倒し的積立2億円を含む減債基金に5億円を積み立てることにするほか、寄附金の受納に伴う積立、及び金利低下による利子減額1億7,060万2,000円などの調整を含み、合計10億3,909万8,000円を計上をいたしております。 一方、減額補正では、職員の退職手当費5,000万円、また東宇治コミュニティセンター建設事業、及び市営茶室建設事業等、入札による差金の一部減額、そのほか生活保護費4,400万円をはじめ、年度末までの事務事業費を見通す中で、一部減額をいたしております。 土木費では国の補助金等採択状況などにより、京阪宇治駅前交通広場整備事業費1億5,110万円、宇治市植物公園整備事業費1億1,620万円など一部減額をいたしております。 その他費目では、金利低下に伴い、各公社等からの引取り事業費の一部減額をそれぞれ計上をいたしております。 歳入では、普通交付税交付額確定に伴うもの、及び特別交付税交付見込みによる追加を含み、地方交付税を11億7,069万5,000円を、利子割交付金は、低金利下による大幅な減少のため5億円を減額をいたしております。 また宅造協力金の増収による追加2億円、前年度での剰余金残額8億9,826万1,000円を追加計上いたしております。そのほか市債を一部減額をいたしております。 繰越明許費におきましては、観光関連施設整備(公衆便所建替)事業、小倉双葉園保育所改築事業など8事業につきまして、次年度へ繰り越しせざるを得ないので、総額2億8,460万2,000円の繰越限度額を設定をいたしております。 債務負担行為では、宇治槇島線の用地の先行買収費5,500万円の設定などをいたしております。 続きまして、議案第32号から議案第37号までの6特別会計補正予算につきまして、それぞれご説明を申し上げます。 まず、議案第32号の「宇治市交通災害共済事業特別会計補正予算(第2号)」は、歳入の共済会費収入が加入者の伸び悩みにより約483万円減収するため、これの補てん対策といたしまして、同額を基金から繰り入れるためのものでございます。 議案第33号の「宇治市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、歳入歳出3,526万1,000円の追加補正でございます。主な内容は、保険給付費における高額療養費1,500万円及び高額医療費共同事業拠出金を追加をいたしております。歳入では、保険料での加入者所得の減少に伴い、1億1,087万1,000円の一部減額と、前年度剰余金の残額1億3,595万2,000円の繰越金を計上をいたしております。 議案第34号の「宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)」は、歳入歳出7,872万9,000円の減額補正でございます。 その内容は管渠管理費1,190万円、及び木津川流域下水道建設管理負担金1,806万4,000円の追加のほか、管渠建設費の一部7,700万円を減額をするものでございます。歳入では、下水道使用料の追加として4,000万円を計上いたしております。 議案第35号の「宇治市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)」は、歳入歳出2億3,047万8,000円の追加補正でございます。 医療給付費におきまして、入院の増、インフルエンザの流行等の影響から、医療費が増大する予測でありまするので、追加計上をいたしております。 歳入では、それぞれ支払基金、国・府負担金及び一般会計からの繰入金をそれぞれ追加計上をいたしております。 議案第36号の「宇治市火災共済事業特別会計補正予算(第2号)」は、歳入歳出294万2,000円の追加補正でございまして、前年度決算剰余金等を基金へ積み立てるものでございます。 議案第37号の「宇治市水道事業会計補正予算(第3号)」は、宇治市水道事業第6次新設拡張計画に基づき、五ケ庄配水池の増設を図るため、その用地を国有地に求め折衝をいたしてまいりました結果、このほど既設配水池敷地も含め合意に達しました。したがいまして、取得面積拡大を含む用地取得費について、不足する額2億3,000万円を追加補正をするものでございます。 以上7議案一括してご説明を申し上げましたが、よろしくご審議を賜りご可決をいただきまするようお願いを申し上げます。 以上。 ○議長(野上清一君) これより質疑に入ります。宮城日出年君。 ◆(宮城日出年君) 1点お聞きいたします。 一般会計補正予算でありますが、第2表において、繰越明許が5項目8事業に対して行われておりますが、これの事業の繰り越す内容及びその原因と申しましょうか、これを少しきちっと詳しく聞かせていただきたい。 ○議長(野上清一君) 曽谷企画管理部長。 ◎企画管理部長曽谷政一君) (登壇)ご質問の中の、まず最初にお願いを申し上げております、(仮称)宇治市総合野外活動センター建設事業1,781万9,000円の内容につきまして、ご説明申し上げたいと思います。 これは総合野外活動センターの水源の調査、及びテストボーリングを行うという内容の事業でございますけれども、5年の2月の8日に契約を行いました。契約先は市内にございます横田地質コンサルタント京都営業所でございますが、直ちに業者のほうで事業の開始に入ったわけでございますが、この探査の範囲が大体約1平方キロという広さでございます。さらに山間部でもございますので、業者決定後に業者が工程を組みましたところ、当初予定をいたしておりました契約の完了期限は、この年度末3月31日でございましたけれども、若干期間内ではその調査が困難であるということが判明をいたしました。そのために大体事業の実施めどでございます5月ごろまでのずれ込みということを一定予測をいたしまして、今回契約の期限も6月末までということの内容で事業の取り組みをしたいと。既にいま現在調査事業には入っております。 まず、地表の調査を行いまして、その地表調査の結果からおおむねボーリングをしようという箇所を広くの中からある程度の範囲を絞ります。そしてその絞ったところで今度はおおむね30センチ程度のテスト棒のようなものを広くずっと立てまして、それに電気を通して、これは電気探査をするわけでございます。この辺の期間でおおむね今年度から新年度4月くらいにかかるんじゃなかろうかと思ってます。それで一定のテストをすべき箇所を決定をいたしまして、実際にボーリングに入るというふうな事業を行うことになりますので、おおむね5月にはかかるというふうないま予測でございますので、ひとつよろしくご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。 ○議長(野上清一君) 西田市民部長。 ◎市民部長西田清一君) (登壇)公衆便所建替の件てございますが、本件につきましては、建設を行うべく地元に説明に入りました段階で一定意見が出てまいりました。その地元の調整がおくれておりまして、年度内完成のめどが立たず、今回繰り越しをさせていただくものでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(野上清一君) 杉原福祉部長。 ◎福祉部長杉原正明君) (登壇)小倉双葉園保育所改築事業5,333万2,000円の繰り越しにつきまして、ご説明を申し上げます。 この改築事業につきましては、当初予算の段階では単年度事業といたしまして3億円の事業費計上をいたしておりました。その後、国庫補助の内定等がきます中で、平成4年度につきましては、約3分の1、40%の補助がついてまいりました。このことによりまして、単年度では難しいということから、平成4年度40%、平成5年度で残りの60%、こうした補正予算を9月にお願いをしたところでございます。 その後、さらに国庫補助金の厚生省からの通知が変更になりまして、平成4年度と5年度、50%ずつ、2分の1ずつの補助がつくという内示かございまして、50%の事業につきましては、既に40%の事業量を準備をいたしておりましたので、単年度では50%を消化するのが非常に難しいという状況を説明する中では、単年度で消化できない事業につきましては、繰り越しをしても構わないというようなお話もございました。 そういうことでございますので、今回の補正予算といたしましては、40%を予算計上いたしておりましたが、今回50%を予算化するとともに、年度末までの事業量を勘案いたしまして、ほぼ全体の18%程度になります5,333万2,000円を5年度に繰り越すこととしたわけでございます。平成5年度はこの繰り越しの部分と全体のほぼ2分の1に当たります50%の事業量を5年度で消化するということでございます。 以上でございます。 ○議長(野上清一君) 忠田建設部長。 ◎建設部長(忠田環君) (登壇)建設関係についてお答えをいたします。4件ございますので、一つ一つしてお答えしていきます。 槇島54号線の道路改良事業でございますけれども、現在鋭意取り組み中の事業でございます。これは補助事業で現在用地買収に入っておりまして、努力をしておりますが、今年度中には契約の見通しが立たないため、予算を繰り越しまして引き続きご協力をお願いをしていくというものでございます。 それから新川の河川改修事業についてでございますが、場所は大久保田原の古川の合流地点付近でございます。河川改修でございます。隣地土地所有者と境界明示の問題がございまして、なかなか確定ができなかったわけですが、そのうち工法を一部変更することによって着工の見通しがついたということで、この工事も平成5年度にまたがるため、予算繰り越しをお願いするものでございます。 それから主排2-1号排水路改良工事について、これは西小倉、ご存じのとおり主排3号の工事を現在事業実施しておりまして、その効果をあげるというようなことで、市道小倉伊勢田線の横断暗渠を改良するというものでございます。施工に際しましてあのような場所でございますし、いろんな地下の障害物がございます。特にガス管の移転について、当初いろいろ会社とは協議をしておりましたが、実施前になりまして、どうしてもガス需要の多い時期については避けてほしいというようなことがございまして、一応ピークダウンの時期にかかってほしいというようなことで、現在は工事中でございますけれども、これも年度内完了は難しいということで、繰り越し予算をお願いしたわけでございます。 それから最後の東山市営住宅増築工事でございますけれども、現在の建物の住宅環境の向上という意味も含めまして、6戸について1部屋ずつ増築をするというものでございます。現在の造成地がもともと大きな谷筋がございまして、盛土工事をした場所でございます。ですから、建物を建てるためには、土質調査をしなきゃいかんというようなことで、その調査のために時間を要したということでございます。全額繰り越しをして早期に完成をさすということでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。。 ○議長(野上清一君) 堀井都市整備部次長。 ◎都市整備部次長堀井治樹君) (登壇)宇治市植物公園整備事業明許繰越の理由でございますけれども、昨年末の国の経済対策の大型補正をいただき、浄化槽、橋梁工事に着手を現在いたしておりますが、そのうち橋梁工事の着手に当たりまして、設計施工協議に日時を要しました関係から、その分工事の一部を翌年度に明許繰越をさせていただくということで計上をさせていただいております。よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
    議長(野上清一君) 宮城日出年君。 ◆(宮城日出年君) 一つ一つについて詳しくどうこうということは避けておきたいというふうに思います。 ただ、事業をずっと進めておる中で、国の補助対象なりなんなり、この問題では小倉双葉園なり、あるいはただいまの最後に説明のあった植物公園の事業なり、かなりおくれて決まってきてという点はそれなりによくわかるわけでありますが、早くから予算化され、またそのことの事業の着手がされているはずのところでいろいろ、例えば業者への委託なり協定なりが本年になってからになるとか、あるいは用地買収が1年かかってもこの程度になるとかというような、こういうふうな点がいろいろいまの報告の中でも、あるいは地質調査のおくれなどというような形でなされております。こういう点は年度当初に組んだ予算というような中では、こういうことが再々起こらないように、やはりもう少し年度途中で起こったそういう補正の変更とか、ついたのがおそいとかいうふうにきちっとそういうものに限られてくるように、ひとつ今後の努力を求めて指摘しておきたいというように思います。以上。 なお、その点におきましては一つつけ加えておきますが、職員の体制ですね、こういう点に無理がないのかどうかもまた含めて、きちっと見極めていかれることも大切であろうというように思いますので、あわせて申し添えておきます。 以上。 ○議長(野上清一君) 水谷修君。 ◆(水谷修君) 議案33号、不況は深刻です。先ほどの説明では国保料の不況による影響のマイナス1億1,000万という説明がありましたが、それはあくまで調定減だけを見込んでいるのか、また収納率が下がる、あるいは下げるというふうな見通しはどうなっているのかお伺いするものです。 不況の中で実際に支払いが困難になっているという場合が多いが、分納中の人について、いま保険証の交付の時期でありますが、昨年度の分納中の人については、きっちり交付をしていただけるということで思っておいていいのかどうか、お聞きをいたします。 3点目は、滞納をしておられる方に対して高額療養費が支給をされる。その高額療養費を差し押さえということまではいかないが、高額療養費の払う分から保険料に払ってくださいということで、窓口に行った人の話では相当厳しく高額療養費から取られてしまうという事例があるようだが、その辺の窓口事務は一体どうなっているのか、お伺いをするものです。 高額療養費は確かにそれは手元に返る金だから本人が払えると言えば、その中から保険料を払ってもらってもいいんですが、多くの方が入院中に、例えばいまの月に医療費を払う。3カ月たって高額療養費が返ってくる。その高額療養費をまた病院への支払いに充てるというふうな運用、資金運用とまでは言いませんが、お金の運用をされている方が多いわけです。だから、高額療養費を市役所で保険料に、ましてや病気にあって大変な時期に取り上げられてしまうというのは困るケースがあるわけですが、そういう厳しい押しつけを、高額療養費と滞納分の繰りかえの押しつけをしてないかどうか、この点を確認しておきたいと思います。 ○議長(野上清一君) 吉川生活環境部長。 ◎生活環境部長(吉川博義君) (登壇)水谷議員さんの国民健康保険の保険料の関係につきまして、お答えをさせていただきます。 いわゆるバブル経済の崩壊後における不況に伴いまして、被保険者の所得の伸びが当初見込みより大きくマイナスになったということでございまして、これはあくまでも調定減によるものでございます。したがって、収納率の低下によるというものではございません。 それから分納中の方々に対する考え方でございますが、この方々に対しましても、私どものほうとしてはいわゆる被保険者証はお渡しをしますが、この中で保険料は当然共済制度という中で納めていただくことに対して指導はいたしておきます。 それから滞納者に対する問題でございますが、高額療養費を受け取りにこられたときに指導しているかどうか、いわゆるそういうようなことは厳しくやっているのかどうかということでございますが、滞納はしておって給付を受けておると、そういうような方々が今度は給付だけは主張していくということには、私はならないものだと考えております。やはり当然に保険料をを納めていただき、納めていただくものは納めていただくという中でやらなきゃならん問題でございますので、高額療養費というものが当然出てまいりましたら、私どものほうとしては、これは滞納の金額に充てていただくという形の中でやはり指導をしていくべきものであるというように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(野上清一君) 水谷修君。 ◆(水谷修君) 分納中の人についても、ほったらかしている人は別として、きっちり分納を約束したとおり払っている人については、交付は郵送でしているということで理解をしておきたいと思います。 それから滞納保険料と高額療養費の繰りかえの問題なんですが、差し押さえじゃなんですから、両者の合意の上できっちりやっていただきたい、このように思います。一応「両者の合意」というのは言葉で言えばそうですが、言い方の問題なんです。あんまり厳しくそれを言うと、私、言いましたように高額療養費のお金というのは、人によれば親戚に借りて病院にとりあえずお金払わんなんから払うてるとか、あるいは高額療養費が返ってくるお金で次の入院費を払うとかいうふうな資金繰りをしておられる方が多いのが実態です。保険税じゃありませんから、担税能力ということは厳密に言えば言わないのかもしれませんが、入院中であり高額な医療費を病院に払わなければならない実態にある、いわば担税能力のない人に対して、厳しく高額療養費と滞納保険料の繰りかえを指導するというのは問題がある。ただ、両者の合意が得られて繰りかえても結構ですよということなら、私は構わないとは思いますが、その辺の窓口での実際の対応で押しつけ、あるいは事実上の差し押さえのように市民が受け取れるような対応をしないようにしていただきたいというふうに思いますが、その点だけ聞かせていただきたいと思います。 ○議長(野上清一君) 吉川生活環境部長。 ◎生活環境部長(吉川博義君) (登壇)再度のご質問にお答えをいたしますが、いわゆる給付だけは主張して、納めるものは納めないと、こういうことには私はならないんじゃないかと。やはり相互共済制度という趣旨のもとでやっているわけでございますんで、したがって、私どものほうとしてはそういう指導は、やはり納めていただくという指導をさせていただくということで、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(野上清一君) 水谷修君。 ◆(水谷修君) 窓口の対応のことなので部長がどこまでご存じかはわからん点もありますので、指摘だけ再度しておきたいと思いますが、それは保険料を払わなければならない責任はあるというのは、わかりますよ。ただ、病気をしておって病院に医療費を払うのがもうきりきりいっぱいだという方が、高額療養費で返ってくるのを次の医療費に充てるとか、あるいはどうせ高額療養費が返ってくるんだからということで、知人とかに借金をして医療費を一たん払って高額療養費が返ってきて返すというふうなことをしておられる方もたくさんおられるんです、現実には。一たん払わなければならない金額が多いですからね。だから、その高額療養費を窓口で事実上の差し押さえのごとく取り上げられるというようなことのないように、適切な指導をするべきだということで、指摘をしておきたいというふうに思います。 また、個別の厳しく取り立てられたというようなケースが発生すれば、そのとき質疑等したいと思いますので、きょうのところは指摘、要望にとどめておきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(野上清一君) 野田勇君。 ◆(野田勇君) 議事運営委員会の中で質疑の通告をしておりませんでしたので、議長のお許しをいただいて、本会議場に入りまして市長の提案理由の説明をお聞きする中で少し疑問が出ましたので、ご質問をいたしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 市長が提案理由の説明の中で、今期のこの補正で最終補正だと、こういうふうに説明をなされたわけでありますけれども、まだ平成4年度はあと若干日が残っておる。さらには出納閉鎖の関係、こういうことを考えてまいりますと、歳出の部分についてはそれなりの理解はできても、これから市税収入等が入ってくる部分、そういった歳入の部分で若干問題が残るのではないかと、こう思うんです。したがいまして、「最終の補正である」という点ですね、従前、5月の臨時会であるとか、また出納閉鎖を待って6月の定例議会の中で最終補正をされたようなケースだったと思うんですけれども、その点についてひとつお聞かせをいただきたいと、こう思います。 ○議長(野上清一君) 石井助役。 ◎助役(石井常夫君) (登壇)先ほど市長申し上げましたように、4年度につきましてはこれが最終の補正予算にしたいというふうに考えておりますし、また3月31日までしか予算のはできません。いま野田議員が言われましたように、出納閉鎖までという場合には、繰上充用以外の予算措置はできませんので、今回で補正予算は最後になるわけでございまして、当然、これ以上に歳入が入るということは起きますが、それは繰越金に回るわけでございまして、歳出についてはこの予算の範囲内しか使えませんけれども、歳入につきましては、これを超過して受け入れることは可能でございますので、今回が最終予算になるわけでございます。 ○議長(野上清一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします ○議長(野上清一君) お諮りいたします。 7議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、7議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(野上清一君) これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。最初に議案第35号を採決いたします。 本議案は、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     (民社党議員団、無所属議員団、公明党議員団、社会党議員団及び自民党議員団起立) 起立多数であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に議案第31号から議案第34号まで、議案第36号及び議案第37号、以上6議案を一括して採決いたします。 6議案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号から議案第34号まで、議案第36号及び議案第37号、以上6議案は原案のとおり可決されました。-----------------------------------議長(野上清一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は3月26日午前10時より会議を開きますので、ご参集願います。     午後3時14分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長   野上清一                宇治市議会議長  川口信博                宇治市議会議員   菅野多美子                宇治市議会議員   浅井厚徳...